F-20 タイガーシャーク (タイガーシャーク コンボ)   1/72   ハセガワ ACT1

ハセガワのF-20タイガーシャーク(コンボ)の製作です。

自分のなかでHPに載せたいものや、外せないアイテム

というのがありましてこの機体がその一つです。

実は過去に何度もこのキットを作っていますが納得できる

ものがなくここで決着を付けたいと思います。

製作に入る前に久しぶりに塗装ブースを綺麗にしたいと思います。

発売され時間の経つウエーブ製のブースですが自分にとっては

クレオスのL5、タミヤのコンマ2と共に戦友みたいなものです。

結構汚れています。原因は缶サフをここで吹いたこと。

このブースで缶スプレーはきついですね。

薄め液で丁寧に拭いていきます。

かなり綺麗になりました。

フィンですが、洗浄しただけではなく「薄め液風呂」に

入れてみたのですが、この黒いプラの素材が曲者で

して・・・・ 結構痛みます。「お風呂」は程々にしないと

いけません。

汚れ防止にカレンダーの裏側を張っておきます。

子供の自由研究の方が上手な感がします・・・・

後は100均のフィルターを付けて終了です。

その後100円ショップにてフードをコーティングできる

ような透明なシート(ラップ?)みたいなものを発見し

ました。次回チャレンジ。

コンボということで2機分あります。(当たり前ですか)

2機同時製作といきます。

1/72の小スケールにどこまで参考になるか分かりませんが今回は資料

を用意。F-20は実線配備されないで終わった機体です。

それでも「世界の傑作機シリーズ」に登場するのは根強い人気の証拠。

飛行機モデル定番のコックピットから製作します。

発売された80年代後半では満足できた内容でしたが

今みると、あっさりしていて物足りない感があります。

かの有名漫画では「棺おけより狭いコクピット」と表現

されていましたが、シートなんて宴会が開けるくらい

広いです(雷電か?)。

デカールは半ツヤクリアーで保護、シートはベルト(板

錘)、脱出用ハンドル(伸ばしランナー)、酸素マスク、

とGスーツのホースを追加してみました。

キットでは20ミリ機関砲がモールドされていますが、削除しモールドを彫っておきます。

空気取り入れ口ですが、段差ができます。

殆ど見えなくなりますがプラ板で埋めます。

整形作業中です。ついでに押しピン跡も消していきます。

場所によっては結構ヒケがあります。

この辺はパテ盛り。

空気取り入れ口は久しぶりにポリパテを使用。

キットでは省略されているピート管です。

真鍮線を使用。ピンバイスで開口するのではなく

機首をV字にカットし瞬着で固めていきます。


平成25年7月29日 更新

平成25年8月29日 更新

一度サフをエアブラシで吹いて調子を見てみます。

カーモデルと違いキズを埋めるというよりキズを発見

するためのような概念で吹いていきます。

当然ヒケや詰めの甘い箇所が何個かあります。

2機の内1機は実線配備?されたタイプにするので

HUDを自作しておきます。

表面処理はもう少し続きそうです。


平成25年9月25日 更新

機首のピート管は真鍮線を当初使用していましたが

ちょっと引っ掛けただけですぐに折れてしまうのでインセ

クトピンに交換です。

1機墜落事故により尾翼破損です。

ダボも折れたのでインセクトピンで補強します。

サフを吹いて気が付いたですが、こんな所にダボ

があるのでノミで削ります。

1号機とそれ以降との大きな違いでキャノピーが挙げられ

ます。1号機は前作のF-5EタイガーUのものを使用してい

たようです。ラインを決めデザインナイフで透明部分を修正

していきます。

キャノピー(後部のほう)の合いがあまり良くないので1機は先に塗装前に接着整形、もう1機は仮止め整形、

その後再度取外しにました。塗装後取り付ける予定です。今回も下地処理に手間がかかりました。